ときおりの休息  十二のおまけ  建っていないこと


体重が増えたら、献血に行こうとずっと思っていた。
体重は順調に増えたのに、献血には行かないまま時が過ぎた。
赤十字血液センターの移動献血車でやっと目的を果たせたのは今年の春。
そのとき、真っ赤なイチゴをひとパック貰って気をよくしたのは本当だけれど、
その後、また機会があればと思いながらなかなか献血車に出会わなかった。

夏に鰐号がはたちの誕生日を迎え、「はたちの献血」をすればいいのにと、
献血経験者になったものだからちょと得意げに言ったのがまずかった。
ぷうとふくれたへそまがりは、いまだに献血に行っていない。
高校生のときには、すこし血の気を抜いてもらえば平常心が生まれるだろうにと、
ひそかに思っていたが、口には出さなかった。

今日、献血に行った。
センターから緊急な葉書が来て、△△日に大量に輸血に使ったため
△△型の血液を補充しなくちゃならないという内容だったから。
センターに行くのは十年も前の骨髄バンク登録以来で、
古びた建物が、今では立派な建物に建て替わり、システマチックに機能していた。

初めて献血した時もそうだったが、終わると目の周りが熱くなる。
くらくら来たら立ち止まるように言われた。
しゃがんでしまうのがいちばんなのだとか。
それはいい。現在のわたしにぴったりだ。

血を抜いた人はまずしゃがめ。 ・・血の気が薄いか濃いかは置いといて。
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by NOONE-sei | 2008-10-16 19:37 | ときおりの休息 壱(14)


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