51夜 血湧き肉踊る


PCの中に小動物が棲みつくことがあるそうで、
ネズミがカリカリと音を出すようになった。
それがいずれガーリガーリという音になったらえらいことなので、
別のPCにデータの入れ替えをした。

わたしのPCはだんだんに言葉を覚えてシワ コ になってゆくのに、
ときどき変換がペロ コ になることもある。
千脇二区踊る、まるでペロ コ が認識する音だ。選挙じゃないんだから。
ほんとうは、血湧き肉踊る。
意味が通っていないことに呆れたり責めたりしないで、ひとつひとつ教えていこう。

脳内変換などという流行りの言葉があるけれど、わたしは好まない。
巷(ちまた)では、自分勝手な解釈をしているさまを表するようだけれど、
評する側のそのさまこそ、突き放した高みの視線ですこし醜い。
何故そうなったかには必ず理由があるのだから、ひもといて伴走してやればいいではないかと思う。
近頃、年寄りと多く接する機会が増えて、ひとにはひとの心理のリズムがあるものだと、
そう感じるようになったからこれは自戒でもある。

さてその「血湧き肉踊る」。
湧(わ)く とは、底から生じること。沸(わ)く とは沸騰すること。
じつは今夜のお話は、湧くなのか沸くなのか、今でも迷う。

昨年大阪に行ったときに、めずらしい店があった。
きらきらぴかぴかなので、わたしはすっかりパチンコ屋だと思った。
だからその名も「スーパー出玉」だと思い込んだ。
ほんとうはスーパーマーケット「玉出」。
大阪にはあちこちにある店らしいのだが、わたしは今でも内心、
パチンコ秘密倶楽部「スーパー出玉」だと思っている。

先日教えてもらった店はめずらしかった。
店に入ると軍艦マーチが流れていて、もうそれだけで血が沸くように湧き肉が踊った。
ほんとうに肉が踊ったのだ。1グラム六円って、見たことがない。
100グラムの表示に慣れているから、グラム百円といったら100グラムだと思うだろう? 
(追記:ん?1グラム六円じゃなくて10グラム六円か?
100グラム六百円の豚肉じゃ、高すぎるだろう?ほーら、よくわからなくなってきた)
その店は単位を変換しなくてはならなくて、しかも軍艦マーチが盛り上げてくれるものだから、
肉のパックの山に頭がぐるぐるになった。

まちがえた。
肉が踊ったんじゃない。肉に踊ったんだった。 ・・踊ったのは、わたしの眼。


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踊るものはタコ。吸盤が出玉ならぬ目玉に見えないか? ・・先日のわたしだ。
お写真は季節がちがうのだけれど、「踊る」からの連想ということで。





犬たちは、やっと並んで眠ることができるようになったんだが、
くっついて寝るということはしない。
それで、ちょとくっつけてみた。
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ペロ コ 、その足の先はなんだ?
シワ コ が寝ている下に電熱敷物があるんだが、数日前にペロ コ がコンセントを食いちぎった。
まだ昨日は雪が降ったくらい寒い。どうしてくれるんだ。


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かわいいシワ コ 。
いつも寝ているわけではありません。すっくと立ってみました。
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by NOONE-sei | 2010-03-27 02:35


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