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35夜 秋の図鑑  壱


うちから見える姿の良い山、吾妻山に初冠雪があった。
けむっていたり雲がかかっていたりすっきりと輪郭がなぞれたり、
山はその日の天気を教えてくれる。

雪が降る少し前に、猪苗代湖に行った。
湖が見える皇族の別邸の周囲には手付かずの森があって、
木々や花や生き物のいる気配を感じながら
森の中を自然観察員に連れられて歩いた。

天から白が降りて、
もう森はその時とは様子が変わっているだろうが、
今夜から数夜は、晩秋だった頃の「秋の図鑑」。


めずらしく、物の名知らずのわたしが懸命に覚えた名を記してみる。
■花や葉の図鑑
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上:高台に作ったもみじ山のイロハモミジ。下:自生するヤマモミジ。


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可憐な花、ツリガネニンジン。もう少し房の大きいものを見たことがある。


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上:コシアブラの葉。山菜の王様と言ったらタラの芽もいいけれど、わたしはコシアブラ。
こんなに白くて目を引く葉なのに、春には若芽だからきっと見つけられない。
下:コシアブラの木。


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ウルシの葉。これは樹の肌を赤い茎が這いのぼっている。
かぶれてしまうので、触ってはいけない。


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なんとかいう名のラン。
・・やっぱり覚えられなかった・・。


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これも覚えられなかった葉。
民間療法に使われるのだとか。
by noone-sei | 2009-11-08 02:48 | 秋の図鑑(6)


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