人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ときおりの休息  七  食の幸


もう一度言おう。
どうしておなかには限りがあるんだろう。

二泊三日の旅に出る前に、数えたものがある。
それは食事の回数。
朝にあんまりしっかりとした食事を摂ると空腹感がなく、昼に影響が出る。
だから、ちゃんと、きちんと、みっちり食を楽しもうと思ったら、昼と夜の二回しかない。
回数が見落とせない要点になる。
友人に、前もって食べることについて伝えた。
有名なところに行きたいとか珍しいものが食べたいのではなく、
地元の人が行くところで食事がしたい、よそゆきでないものが食べたい。

他所(よそ)に行くと、スーパーマーケットに入ってみたい。
地元の人が当たり前と思って食卓に載せるものが、
わたしにとってはそれこそ珍しいものだったりする。
惣菜、鮮魚、練り製品、乾物、インスタント食品等々、
そのような売り場にゆくと、わくわくが最高のわくわくになる。

有名な神社仏閣よりも、家々の屋根が魅力的に見えるのは、
そこに住んでいる人がいるから。
自然の中で朽ちた場所には引き込まれてゆくけれど、
ひとの中で見たいものはひとの暮らしや食だ。

・・いや、やはりわたしは食い意地が張っているだけだな。



■食堂で食べたもの
ときおりの休息  七  食の幸_c0002408_1584022.jpg
まずうどんを食べなければいけない。
でも食べたい気持ちが逸(はや)り、カメラの操作にまだ慣れていないことを忘れていた。
接写モードにするのをすっかり忘れた一枚。


ときおりの休息  七  食の幸_c0002408_15927100.jpg
「やっこ」という食堂にて天丼。海老だっ。


ときおりの休息  七  食の幸_c0002408_1595980.jpg
おなじく「やっこ」のカツカレー。甘みがある。
友人のを味見させてもらったが、わたしは自分の海老をあげなかった。二本あったのにひどいやつ。


■夜のジャンジャン横丁にて
ときおりの休息  七  食の幸_c0002408_20347.jpg
ここここにある「ぜにや」。
あこがれの串かつ。土手やき。酒は懐かしい剣菱。
食に酔い酒に酔い集った人の縁(えにし)に酔った夜。



■おやつ
ときおりの休息  七  食の幸_c0002408_205580.jpg
商店街のたこ焼き。美味さに目がくらんで、接写モードを再び忘れる。
名物豚まん。駅で買って帰りのラピートβ内でおやつ。



■朝食
ときおりの休息  七  食の幸_c0002408_21980.jpg
味わい深い「ボンバーガー」
友人が食べさせようと買っておいてくれた嬉しさに、
ほおばった後になって、お写真を撮らなかったことに気づいた。
惣菜売り場で買った好物だし巻き玉子。




※カテゴリについて
次の「ときおりの休息 八」は、カテゴリが重複するため、「新々々百夜話 本日の塾」に入っています

by NOONE-sei | 2008-08-30 02:26 | ときおりの休息 壱(14)


<< ときおりの休息  八  食の幸... 数のない夜  でぶの素 >>