83夜 春までの書庫


秋から冬、冬から春、今では山は新緑で、先日登った山では
ウグイスが美しく鳴き交わしていた。
今朝はカッコウの声を聴き、夕方には田んぼでカエルが合唱をしていた。

憂いの中にあるような、けだるい気分で日々を過ごしていたら、
撮りっぱなしのお写真の整理が進まないまま増えてしまった。
カメラが替わったので手に馴染ませるようにちょこちょこと撮り始めたら、
あっという間にたくさん撮っていて驚いた。
映画も観たし、音楽も毎日部屋に流しているし、漫画も読んだ。
お写真だけがまだ勘がつかめないのか鈍いのか、かちっと決められない。
それらは、ゆるゆるとまた今度の夜に。

今夜は読んだ漫画を。
このところのわたしの選書は、開拓者のようだ。
これまで縁の無かったようなものをことさら選んでいる感がある。
夢中になって読むと、その日いちにち、頭の中の半分が別の世界に引っ張られている。

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これらの三分の一は、古本屋に処分する。
娯楽を傍(かたわ)らに置かずにいられないのに、
いつのころからか、コレクションの趣味が希薄になった。
脳に記憶しておく自信のないものだけを とり置くようにしている。

娯楽といえば、初めて買ったものというのは記憶に刻まれる。
自分のこずかいで、初めて買ったクラッシックはなんだっただろう。  ・・「ボレロ」だ。
ジャズは、なかなか思い出せない。  ・・「ポートレイト・イン・ジャズ」だった。
どちらも、好きだとか詳しいとかではなく、ジャケットで引いたように思う。
これが当たりなのかはずれなのかは、よくわからないけれども。

このあいだ古本屋に手塚治虫の文庫をたくさん持って行った。
ほとんど好きではなかった。
手元に「W3」と「どろろ」だけを残そうと思ったら、鰐号に
「ノーマン」と「マグマ大使」も残すように言われた。
ふうん、 ・・鰐号、手塚漫画も読んでいたとは。


当時、鰐号は
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by NOONE-sei | 2008-05-17 02:09 | 趣味の書庫話(→タグへ)


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