70夜 悪いたくらみ


メンタルな話なので引き寄せられる人は読まないほうがいい

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黒いのは腹、青いのは血。
悪だくみという言葉は「悪巧み」と変換するのだな。
悪企みではなかったっけ?

母、西太后が父を疎んじるので、
だんだんにわたしの血は青くなった。

このままでは父が父に戻れなくなるので、
だんだんにわたしの腹も黒くなった。

王様と鰐号に相談をもちかけたら、鰐号が一芝居打った。
夜中に西太后の寝込みを襲ってひとこえ。

「ばーちゃん、起きろ。」
「じーちゃんの退院、決まったから。」
「1月31日。」

言うだけ言うと、ばしっと襖を閉めておしまい。
まさに鰐号の本領だった。

企みが巧みだったかどうかは知らないが、
明日から忙しくなる。
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by NOONE-sei | 2008-01-22 02:34 | 新々々百夜話 父のお話(12)


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