96夜 ちかごろのこと


いつも行く場所のいつものものが、ちがって見えることがある。
それは、見るほうの角度でちがって見えることもあれば、
ほんとうにちがうものになっていることもある。

気づいたことが嬉しいこともあれば、
さみしいこともある。
でも気づかないままでいるよりいい。

今夜はちかごろのことをお写真で。

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犬と散歩していたら、松ぼっくりの群(ぐん)を見た。
葉がひとつもない高い松に、びっしりと。小鳥が枝という枝に留まっているみたいに。
これはいつもの松なんだろうか。松の木って、こんなふうに落葉するのか?


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木立の中に、木のテーブルがある。
子どもが松ぼっくりを拾ってきては一個一個置いて並べた群。いつものテーブルとちがって見える。
写真を撮っていいかどうか、子どもに了解をとったお写真。


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わたしも子どもの真似をして、松ぼっくりや伐採時にでた板や松の葉を拾ってきた。
ままごとのように並べて、ちかごろめずらしく自分のために買ったアクセサリーを置いてみる。
立体的なブローチ。でもこのバレリーナ、ふくらはぎが太いような。


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ちかごろ読んでは積んだ漫画。むかしの漫画もひっぱりだしてきて。

中には数冊、よそのウェブログで知ったものがある。紹介してくれたひとはさまざまな画像を集めていて、
それらは美しかったり時に気味悪かったりしたけれど、不思議と追いかけてこなくて好きだった。
そのひとの日記のほうは、職場で徹夜になると椅子を集めてきて並べたその上で寝るだとか、
お昼に買ったカレー弁当には何故味噌汁がついてくるんだろうだとか、お腹の調子がよくないのに
ステーキを食っただとか、くすくすと笑いながら読むようなことが淡々と書かれていて楽しかった。
やがて画像のウェブログはパブリックな印象になって日記はだんだんに日常が見えなくなり、
すこしさみしいと感じていたら、ある日急に画像のウェブログは休載になった。
ちかごろ日記には画像も掲載され、それまでと変わりなくなったように見えるけれどすこしちがう。
わたしはそのひとが犬を飼っていることを知って、すこし嬉しい。
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by NOONE-sei | 2007-01-31 02:50 | 趣味の書庫話(→タグへ)


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