今朝のニュースで、シーラカンスの映像が流れた。 ひれをゆったり動かして、海の中で踊っているみたいに見えた。 マンボウとかシーラカンスが現実にいることは、とても不思議だ。 インタヴューに応えていたのは水族館の職員。 その水族館には行ったことがある。 わに丸が小さいときに、自分が少年期を過ごした浜を見せたくてじいじが連れて行った。 いずれ海からこの水族館に運び、展示するのかという問いに、 「はぁ、展示・・。というより、まず、飼育してみなきゃならないですね。」 ・・飼育というのは不思議な言葉だ。 誕生から親代わりの世話、というニュアンスを感じる。 水族館の人というものは、稀有な魚を見ると飼育することを夢見るのだろうな。 浜の水族館には、サンマやアジやサバの群れが泳いでいた。 海にいるように感じられるような、みごとな展示の仕方だった。 じいじは魚の群れに向かって、「おおーーっ!美味そうだなー。」と言った。 活きた青身の魚は本当に美味そうだった。 浜で育った人というものは、皆そうなんだろうか? そういえば、友人の父上は、テレビに映る南国の赤や青の美しい魚たちを見て友人に、 「△△ちゃん、美味しそ。美味しそ。」と言っていたっけ。 その父上は、沖縄よりもっと南の島で育った人だった。 * 魚のいない水族館 * 詞・佐藤 信 曲・ 林 光 歌・(新井 純など) ほし ひとつ しずむ そら あおみどろ ひかる 砂 さかなの いない 水族館 だれも こない 日曜日 黒テントというと、森田童子という歌い手を思い出すのかもしれないけれど、 わたしにとってはこの劇中歌が印象的。 けれど検索しても歌詞はどこにも無い。ずっと探しているのに。 夢みるようなこの歌がちゃんと思い出せないのがいつも気がかり。 当時の記憶を辿ってみたけれど、もしまちがっていたら教えてください。
by NOONE-sei
| 2006-06-27 16:12
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