58夜 愛を育む


誰かがくれたお題で、誰かの為にお話を書く、そういう時があってもいい。

声にして呼びかけるというのは、大切なこと。
思っているだけじゃ伝わらない。
以心伝心?あ・うんの呼吸?
それもいいけど、惜しみなく声を投げかける時があってもいい。たまにはね。
言葉じゃなくて、声よ、届け。

くるりんさんからの依頼   ----------------------

   *いただいたお題は *育む*
世の中には姉妹のように仲のいい母子がいます。
お母さんが大好きな娘がいっぱいです。
ところが、わたしは母が嫌いでした。
愛することに不器用な母と、愛を感じにくい子を よくも神様は組み合わせたものだと、
大きくなるまで、ずっとそう思っていました。
わたしが生まれたことは、親の負担ではなかったかと自分を責め、
生まれたことが疎ましく、生きることを持て余していました。
褒められたいのに、褒められたことがない、
大好きだよ、と言われたいのに言われた事がない、
届いてこない声を ずっと待っていたような気がします。

ひとはひとに育てられるのだけれど、
たとえば赤ん坊などは、ひとりでは生きられないのだけれど、
大きくなってからは、でこぼこで穴だらけの幼稚な精神を 
自分のちからで育んで埋めていくということもあるのですね。

大きくなって、愛の言葉を声にして、
自分が欲しかったその声を いっぱいいっぱい惜しまずに投げかけているうちに、
わたしはお母さんになったのだと思います。

子供が大嫌いだったわたしは、嫌いとおんなじ分だけ子供が好きになりました。
ずっと子供でいればいいのに、急いで大人にならなけりゃいいのにね。
子供って、自分のことは憶えていなくて、ひとに思い出をくれる生き物です。

だいじょうぶ。
今でも母のことは苦手だけれど、まあいいか、とやりすごせる日々です。

   *わたしがイメージする言葉は *福音*
実はわたしが生まれた日に、これを書いています。
ひとがこの世に送り出されることには、きっとなにか意味があるのでしょう。
赤ちゃんはみな、神様の庭でまだ見ぬお母さんと約束をしてから生まれてくるのだから、
あなたもきっと、そのなかのひとりの赤ちゃんに訊いたのです。
「あなたを産んでいいですか」
「いいですよ」・・そう答えた赤ちゃんの声が、聞こえるような気がしませんか。

   *くるりんさんへ
わたしの書くお話に、別世界に連れて行ってくれる、と言ってくれてありがとう。
わたしのほうこそ、あなたに届けたい声があります。
「たくさんのひとがあなたを愛しているよ」
わたしのブログには、くるりんさんファンがいること、知らなかったでしょう?
わたしもファンのひとりです。

そして願うよ。
おなかの赤ちゃんがたくさんのひとに愛されますように。
赤ちゃんがあなたに、たくさんのしあわせをくれますように。
これから逢える赤ちゃんを 待っているあなたが世界でいちばん綺麗な妊婦さんです。
  
   *あなたからいただいたバトンは、、、
あなたへのメッセージを書くために受け取ったので、
もう、ここで行き止まりにしてもいいですね。             
                                                 セイ拝

イメージバトン
1、くるりんさんからのキーワード「育む」
2、自分がイメージしたキーワード「福音」
3、くるりんさんへのメッセージ
4、バトンをまわす人
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by NOONE-sei | 2005-10-10 22:39


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