34夜 密談


王様と父が密談したようだ。

何につけ、わに丸は普段から腰が重い。
父はわに丸について、
「わに丸には手本になるよう、オレは腰をあっためないで動いて見せてるんだがなあ。」と。
 先日の「ののしり事件」の報は、すでに母、西太后から父にもたらされていた。

さてわたしについて。
「あの短気は、いったいどこからくるんだろうなあ。」
「ははは、ほんとにねえ。」
王様は相槌をうちながら、腹の中で「そりゃ、この父にしてあの娘ですから。」

王様はヒトがワルイ奴だから。
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by NOONE-sei | 2004-12-31 13:11 | 百夜話 父のお話(19)


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