71夜 ときおりの休息 参  王道


おじさんが好き、というわけじゃないんだ。
かなりのファザコンを指摘されるんだが、だからといって
おじさんが無条件に好き、というわけでもないんだ。

敬愛しているというのかな。
条件は、素敵なおじさんじゃなくちゃならないんだが、
職業が必ずしもそうでなくとも、人生の師という印象のある、
先生という冠(かん)があってもいいと思うような、そんなおじさんをそっと見たい。

わたしの個人的な趣味の世界だから、妄想の世界と際どく重なっているんじゃないかな。
おじさんは煙草が似合って、新聞が似合って、足を組んで座る。
そしておじさんはジーンズを履かない。
悪いが、禿げてちゃいけない。銀髪でなくちゃ。声は静かで低い。
奥方を失くしていて、娘はとうに嫁に行っていて、男友だちを幾人か持っていて、
ときどき喫茶店でくだらない話をするでもなくする。

そんな女の人って、いる?
おじさんじゃなきゃ、さまにならないような風情だと思わないか?
だって、ちょとさみしそうじゃないか。
女の人は、さみしくならない術(すべ)を心得すぎているから、
そういう儚さはないんだ。



今夜のお写真は、京都でいちばん行ってみたかった喫茶店、「喫茶セブン」、
カフェと呼ばないでくれ。

□喫茶セブン
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雨の降る午前中。通りに面した入り口。


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美しい店内。


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ドリップで淹れた濃い目のコーヒー。店主がチョコレートをそっとくれる。


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美しいグラスに入れた水。


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素敵なおじさん達。



詳しいことはこちらとかこちらで紹介記事がある。


お顔が写っているかたがた、
もしどこかでこのウェブログを見かけて障りがあったときは言ってください。
すみやかに削除します。

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by noone-sei | 2010-08-24 21:51 | ときおりの休息 参(12)


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